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健康の秘訣

よく噛むことと姿勢の関係

1.けんこう美人は姿勢美人
2.冬の肌荒れ予防

           

■けんこう美人は姿勢美人

 こんな格言があるほど、よく噛んで食べる人は、姿勢がよいです。
一度の食事で噛む回数は、戦前では1400回、現在は600回であるといわれています。
回数が減った原因は、ファーストフードなど軟らかいものを好むようになったこと、飲み物を飲みながらの食事で噛まずに流し込んでしまうことなどがあげられます。
では、よく噛んで食べることが、なぜ大切なのでしょう。

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■背中で噛む?

食事に対する意識ひとつが姿勢。
わたしたちは、噛むたびに動かすのはあごの筋肉だけではなく、首筋、胸、背中の筋肉も使って下顎を動かしているのです。
よく噛むことで、それらすべての筋肉を使うので、上半身が自然とまっすぐになっていきます。

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■幸せオーラ…

さて、次に肥満予防。
満腹のサインがでるのは、食べ始めてから15~20分後です。
ゆっくり噛むことにより少しづつ満足感を得ると、セロトニンという幸せホルモンが出てきて、食欲を抑えてくれるのです。
噛まない早食いは、肥満だけでなく、幸せな気分も味わえることができず、ストレス食いに走り、後悔し、そしてまた、ストレス解消に食べる…と言った悪循環になってしまいます。
噛むことは、ダイエットだけでなく、幸福感(=幸せオーラ)にもつながるというわけです。



 

■言うはやすし…

では何回、噛めばいいのでしょう?
1口30回くらいが理想といわれています。
とは言っても、なかなか難しいものです。

まずは、白米を玄米にしてみたり、ゴボウ、レンコンなどの繊維の多い野菜やキノコ類、ひじきや切干大根などの乾物、海藻類など、固いものを食事の中に取り入れることから、はじめてみましょう。

 

==余談==

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「女性社員VSファッションモデル」
ちなみに、美容にこだわる女性、会社員とモデルは、食事への美意識が違うようです。
美しくなるために気をつけていることは?

とアンケートをとると、「女性社員は化粧品」に対して「モデルは睡眠と食事」という結果があります。
たかが食事、されど食事…。
これが便秘です。

食事の美意識=姿勢美人につながるのかもしれませんね。

           

冬の肌荒れ予防法

 

  人間の肌表面は表皮と呼ばれる組織からなっており表皮は深部から基底層、有棘層そして最外部の角質層とよばれる組織の三層から成り立っています。

  表皮細胞は基底層で作られ、有棘層を通って角質層で表皮になり、やがて表皮がはがれてフケや垢になって肌から落ちるという事を繰り返しています。

  このライフサイクルは成人健常人で約28日間とされています。

  角質層は核がなく死んだ細胞で、比較的強度があり、外部の刺激から内部組織を守るという大きな働きをもっていますが、死んだ細胞なので自分で油分水分を調整することはできません。

   この角質層が、ある一定の水分量を保持していると、良好な皮膚状態を保つことが可能です。

  この角質層は外気湿度が高ければ湿気を吸って膨潤しますし、低ければ乾燥かさかさになって、角質層はひび割れてまくれ上がり、一部は剥離して外観的に肌状態はがさがさ、きめは荒くなります。

  一方皮膚表面には皮脂膜と呼ばれる膜があります。更に深部には油脂を生成(産生)する皮脂腺、汗を生成する汗腺とがあり、これが皮膚表面に分泌物を出して乾燥などの外的刺激から肌を保護し、肌表面を柔軟にする効果を持っています。

  高温多湿の夏場は両者とも分泌は活発で皮膚表面は充分な油分、水分に覆われます。

  夏場に顔が脂ぎったり発汗が顕著なことからもこのことは容易に確認できます。が、低温度低湿度の冬場は、分泌は不活発で油分水分とも不足し、保護効果は減少します。乾燥注意報が発令されるほど空気が乾燥した冬場は肌にとって大敵です。

  更にこの分泌能力は年齢を経るに従って劣ってきます。若い時代は冬場に何もつけなくても特に問題はなくても、年をとるとカサカサになりやすくなります。これは皮膚の水分が一定量以下になったため、バランスが崩れて適切な皮膚状態でなくなるためです。

                                                       

冬場の肌のかさかさを防止するには

    1.冬場は肌に水分補給をしっかりすること。

 

 そして乾燥空気中に蒸散させるのを防止し角質層を柔軟にさせる効果のある油分.油脂を適切に補充することが大切です。

 水分量が適切に皮膚表面にありそれを皮脂によって蒸発をそこそこ防止できれば肌は良い状態に保たれるわけです。適切とは「肌に違和感を感じなく且つ肌の気持ちが良い状態が継続」という意味です。

  水分補給は水道水でもミネラルウォーターでも使い慣れた化粧水でも大丈夫。

  油分補給はオリーブ油、ココナッツ油など天然植物油あるいはサメ肝油(スクワレン)などの動物性油、使い慣れたクリームでもOK。但しワセリン等石油系の油は避けたほうが無難です。

  外的要因としては室内の加湿を心がけて、皮膚表面からの水分蒸散低減と皮脂膜形成能力を多少なりとも高めることが必要でしょう

  加湿器などで部屋の乾燥を防ぐのも一つの方法です。   

 

    2,就寝前には温水洗顔を毎日実施して汚れを完全に落として肌を休めること


 

  これは表皮の新陳代謝を正常な28日サイクルに維持するためにも必要な条件です。洗顔後そのままにしておくと冬場は皮膚が乾燥してしまうのでその後使い慣れた美容液、クリーム等でのケアも大切です。

 

   3.バランスのとれた食生活、適度な運動と睡眠、過剰なストレスを避ける等ということも当たり前とはいえ大切。

 

   4.   精神的要因も関係があると思われます。  

 

  肌状態は水分油分補給といった外的要因のみならず精神的なもの、例えば「心地よい、昨日よりも肌状態がよい感がする」と思える気持ちを持ち合わせると相乗効果的に肌には良い影響を及ぼすのではないかとも思います。

  また、アイドルがデビューしたてはたいしたことなくても、次第に綺麗になっていくのを見ると精神的緊張感も相乗効果を引き出す一つの要因になるような気がします。

 

 

ついでに化粧水とクリームについて簡単に説明しておきます。

 

  化粧水は水分補給と同時に水分を保持する働きがある保湿剤が配合されており、更に肌と同じPHの弱酸性に殆どの製品がつくられています。シットリ感のあるもの、さっぱり感のあるものなどいろいろあるので自分に適したものを使用するのが良いでしょう。一般的には、冬場は保湿剤が多く配合されているシットリタイプがお勧めです。

  しかしながら化粧水は油分が入っていないため皮膜を形成することができません。そのため保湿剤として使用しますが持続性は低くなります。

 

  クリームは油脂と水(化粧水)を乳化してできたものです。いわば人工皮脂膜ともいえるもので、水分や保湿成分補給と同時に油分も補給され、皮膚表面からの水分蒸散を防御する効果にも優れています。油脂は角質層を柔軟にする働きもあり、且つ成分は皮脂に近いもので、空気や水分が、ある程度皮膚生理にマッチしたかたちで透過ができます。

 

  ついでにワセリンについても触れておきます。ワセリンは水にまったく馴染まず、空気の透過ができないため、汗蒸散、体温発散が防止されてしまいます。感触はベタベタで水に全く馴染まないため、容易に洗顔できず、又衣服に付着するとなかなか取れにくいものです。なによりファンデ‐ション等メイクが全くのらずに均一な化粧膜ができません。

 

ですから、顔に使用する時は医師の指導の元に行ってください。しかし、手が荒れた時などには、とても効果的です。入浴後につけて手袋をして寝ると手の荒れはかなり改善されます。