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2008.09.10  おしろい花

 秋らしい青空と涼やかな風が吹き、思わず大きく深呼吸したくなるようなお天気です。こういう日が私の一番好きな日で、幸せをしみじみ感じます。
 今日は、午前中一時間くらい時間がありましたので、カメラを持って近くの神田川沿いを歩くことにしました。まだ日差しは強く少し歩くと汗がどーっと出てきます。
 神田川沿いにあるマンションの塀に沿っておしろい花がたくさん植えられていました。わたしはおしろい花はいつでも咲いているものと思っていたのですが、花の蕾はたくさんついているのですが、一つも咲いていませんでした。私は今日初めて、「そうか、おしろい花って午前中には咲かないんだる」という事を知りました。 
 そういえば、よく学校の帰りに道端の黒くて丸いおしろい花のタネを取って、硬い皮を割り、中から白い粉を出して、手に塗ったりしたっけ。あれは学校の帰りだから夕方だったんだと思いながら、治療室に帰りました。
 夜、治療が終わった後、一休みにと、例の私のお気に入りの「日本の歳時記」を何気なく見ていると、秋の季語の紹介のところに、おしろい花の記事が、ピンクのかわいい花の写真と一緒に載っていました。
それによると、「おしろい花は夕方花を開き、朝にはしぼんでしまう。」と書かれていました。また、英語で「フォー・オクロック」というそうで、呼び名のとうり、四時ころ開くのでこの名がついたらしいのです。
 改めて、私は長い間おしろい花を見ていたけれど、いつも咲いている時ばかりだったということは、夕方見ていたんだなぁ。と気がつきました。
長い間何気なくしていた習慣をおしろい花に教えてもらいました。

杉並区久我山 松本整体

投稿者 matsumoto (18:47) | PermaLink
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