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2009.05.16  人生いろいろ

 患者さんの中には、いろいろな事を抱えて来院される方がいっぱいいます。
子供の事、ご主人の事、ご自分自身の事、家族の事等本当にいろいろです。
その中で最近特に思うことは、「うつ病」で悩んでいる人がどんどん増えているということです。
どうしてこんなに心を病んでいる人が多くなってしまったのでしょうか。
忙しすぎるのが原因でしょうか。
人とのコミュニケーションがしずらくなっているのが原因でしょうか。
心の病というのは、何ヶ月で良くなるという見通しがたたなく、いつまで続くのかわからない分、周りの人だけでなく、当の本人が一番辛いものです。本人が一番「何とかしなくては、なんとかなりたい。」と強く願っているのですが、暗い底なし沼で、出口も見つからず、何とか這い上がろうと頑張るのですが、もう少しで這いあがれそうな時、ふとした何気ない周りの人の一言で、ズルズルとまた底なし沼に落ちてしまう。こういうことの繰り返しに、心が疲れ切ってしまって、生きる力を失くしてしまう人もいます。悲しいですね。
元気な時だったら笑って済ませるし、「何言ってるの」とやり返せるのが、鬱の時はそんな力は全く出なくて、ちょっとした言葉が体当たりされたような打撃になって襲ってくるのです。
世間でよく、「頑張れ」と言ってはいけないとか言いますが、はっきりいってそんなことより、何も言わず「あなたは私達になくてはならない人なの。どんな時でも味方だから。」という姿勢でじっと待っていてくれる方がはるかに嬉しいものです。
周りに「うつ病」の人がいる方。どうぞ励ますのではなく、「私は皆に必要とされている。」という自信が少しずつ持てるよう見守ってあげて欲しいです。

杉並区久我山 松本整体

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2009.05.13  幸せな母の日

 10日は母の日でした。今年の母の日は今までになく幸せな日でした。
お昼頃長女から電話があり、「母の日だから一緒に食事をしましょう。」
と言われ、夕方から次女も加わり長女の家でみんなで手巻き寿司をして楽しい時間を過ごしました。
それだけでも幸せなのに、姪からも「お母さんありがとう」という熨斗の付いたお菓子が届き、本当の親子でもないのに、こんなに気を使ってくれる姪に心から感謝しました。もう幸せで涙が出ました。
そしたら次の日患者さんから「先生、10日が母の日だったので、私の母と先生の分と買いましたから、召し上がってください。」と言って今話題のお菓子屋さんのお菓子を持ってきてくださいました。
お菓子をいただいた事も嬉しいのですが、そういう事をしてくださる気持が嬉しく、私はこんな若い人達が、そういうことに気がつくことに感動しました。
私なんかこんな年になっても、「母の日」を時々忘れて、あとから急いで送ったこともあり、情けない大人だなぁと反省すると共に、こういう優しい若者たちの未来が幸せでありますようにと心から祈らずにいられませんでした。
本当に幸せな母の日でした。

杉並区久我山 松本整体

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